
第2077号2020年7月10日
静教組立教育研究所を紹介します
静教組立教育研究所は、学校現場に勤務する教職員が所員となり、教育実践を基に研究をすすめています。共同研究者として、大学教員や学識経験者を迎え、様々な角度から助言をいただき、参加する教職員は子どもへの指導に対する視野を広げることができます。研究の成果は研究所所報、研究所リポートとしてまとめ、子どもたちとの関わり方や授業のヒント等、教職員が学校で活用しています。
活動紹介
子どもの権利条約推進委員会
子どもの権利条約が根付いた学校づくりに向け、授業授業だけでなく生徒指導や特別支援教育など学校教育の様々な場面において実践研究を行っています。授業や行事などを行う際に子どもの意見を尊重することや子どもの多様性を認めることなど、子ども一人一人の権利が尊重される教育を推進します。
国際連帯と平和教育研究委員会
戦争の悲惨さを知り平和を願う心を養う「反戦平和教育」に加え、教室内外での意見や考え方の相違を平和的に解決する力を養う「もう1つの平和教育」の視点を大切にして授業実践を行っています。また、世界的平和には国際連帯が不可欠との考えから「国際連帯の教育」を重視し、SDGs17の目標等に関わる実践教育もすすめています。
シティズンシップ教育研究委員会
子どもたちに、社会の出来事や問題を自分事として捉え、相手の立場や多様性を尊重しつつ自ら行動する「市民」としての素地を養うことをめざし、シティズンシップ教育の実践研究をすすめています。シティズンシップ教育の実践が学校で広まるよう、様々な教科・領域において幅広い実践研究をすすめています。
未来の教育を考える会
教育のあり方や学校が向かうべき方向性、どのような子どもたちを育てていくのがよいか等、教育や学校の根幹・本質に関わることについて、講演会やグループワーク等を通して議論・研究をすすめています。2020年度第1回は、ドキュメンタリー映画「みんなの学校」を鑑賞し、第2回では、大阪市立大空小学校初代校長木村泰子さんの講話を聴いて協議します。

<静教組立教育研究所役職員>
長澤きよ美 (書記) |
佐野友美 (事務局長) |
野村昌宏 (事務局次長) |
内田いず美 (所長) |
赤池浩章 (運営委員長) |
赤堀真人 (副運営委員長) |
教育研究所のホームページもぜひご覧ください。これまで発行された研究所所報や、研究所レポート、研究委員会の活動内容をご覧いただくことができます。
