
第2065号2019年11月25日
第18回栄養教職員部懇談会
第69次教育研究静岡県集会の1日目に、第18回栄養教職員部懇談会を開催しました。栄養教職員と単組・支部役員の計40人が参加しました。
全体会では、木美納江 日教組栄養教職員部長による「食教育・労働条件・栄養教職員の配置等における全国情勢について」の講話がありました。
【講話より】
- 「学校給食の管理」と「食に関する指導」で多忙を極めている。日教組の調査によると、センター勤務の栄養教職員が所属校に食育等に行く機会は、単独実施校の栄養教職員の4分の1程度である。
- 全国で50.6%の調理場が民間に委託されている。また、10,000食以上を担っている調理場は、全国で26箇所ある。(静岡県には2箇所)調理場の形態や規模によって課題は様々である。
- 給食費の公会計化がすすんでいる。栄養教職員にとっても子どもたちにとってもよいシステムにしていく必要がある。
木美納江 日教組栄養教職員部長
分散会では、「単独実施」「共同調理場」「センター給食」の調理場形態に応じた6グループに分かれて、目の前の課題や要請内容についての協議を行いました。
全体会の様子
分散会の様子
=参加者の感想より=
- 全国の栄養教職員のことを聞くことができ、県内だけでなく全国でも同じ悩みを持ちながら仕事をしている方がたくさんいらっしゃるということが分かりました。
- 栄養教職員のことをもっと発信しないといけないと感じました。「微力だけど無力ではない」という言葉が心に残りました。
- 日本の給食が子どもたちの健康に良い影響を与え、形となって表れはじめていると伺い、大変嬉しく思いました。
