第2122号2022年5月25日
各専門部、2022年度の基本方針を確認

4月26日(火)に静岡県教育会館において、専門部合同学習会及び第1回専門部委員会が開催されました。(養護教員部は5月6日(金)開催)。教育をとりまく課題について合同で学習するとともに、青年部・女性部・養護教員部・事務職員部・栄養教職員部・書記部の各専門部が、2022年度の活動方針・計画を確認しました。

最初の合同学習会では、野村昌宏書記長より「静教組運動の重点について」説明があり、2022年度の運動の方向性が示されました。その後、寺田和誠中央執行副委員長から「政治参画」について、学習会が行われました。静教組がすすめる「政治参画」は、学習、交流、推薦・投票であり、教育予算や私たちの勤務条件等が議会で決定されることから、諸要求実現に向けて各級議員との連携を図り、政策について協議を深める機会を数多く設けることが大切である等の説明がありました。

その後、各専門部に分かれ第1回の専門部委員会を行い、組織や活動方針、年間計画などを確認しました。各専門部の主な活動方針は以下の通りです。

青年部

稲葉部長を中心に静教組運動を担う主体者として、学習・実践を積み重ね、青年部員どうしの交流を深めます。県教研等の教育研究集会に積極的に参加し、力量向上をめざします。また、新規採用教職員や任期付・臨時的任用教職員との交流を深め、早期100%加入に向けてとりくみます。

養護教員部

子どもの人権を大切にした学校保健・健康教育の確立に向けて川口部長を中心にとりくみます。アレルギー対応や健康診断、保健室に居場所を求める子どもたちの対応など、養護教員をとりまく様々な課題は学校・教職員全体の課題です。課題の改善及び力量向上のため養護教員部研究集会、単組・支部の学習会などを開催していきます。

女性部

女性だからこそ抱える課題を見つめ、労働環境改善にとりくみます。また、ジェンダーの視点で教育や働き方を見直し、男女共同参画社会の確立をすすめます。

平和・人権・環境・共生の教育を大切にし、母と女性教職員の会などを通して、子どもをとりまく家庭・地域・学校のあり方などについて、保護者や地域住民と話し合いをすすめていきます。

事務職員部

学校事務に対する全組合員の理解を深め、組織率50%の早期実現、多忙な勤務の解消や賃金などの勤務条件の改善をめざします。事務職員の職務内容の明確化や職務環境の整備などの課題共有と力量向上のため、土屋部長を中心に事務職員部研究集会の準備をすすめたり、単組・支部の学習会などを開催したりします。

栄養教職員部

2022年度より県部長制が確立され、塩ア部長を中心に栄養教職員部の運動の前進を図っていきます。栄養教職員の職務内容・勤務条件の改善や安全・安心な給食の確保・実現、栄養教職員の配置拡大などに向けてとりくみます。また、力量向上をめざして栄養教職員部学習会を開催し、食教育についての研究や栄養教職員の課題等について学習します。

書記部

静教組本部や静清・浜松教組、各支部の書記局(事務局)には、静教組運動を支えるために書記が勤務しており、書記部を組織しています。

静教組運動の充実・発展を期すため、静教組書記としての力量・専門性を高めます。組合活動への理解を深め、意識の高揚を図るために、書記部学習会を開催します。