第2116号2022年2月25日
誰もが働きやすい職場づくりへ向けて 〜第2回男女共同参画推進委員会から〜

1月22日(土)に、第2回男女共同参画推進委員会をオンライン開催しました。

全体会は、「仕事と家事・育児が両立しやすい職場環境とは?」というテーマで行いました。冒頭、沢田県議から静岡県の男女共同参画の様子や組合員の出産・育児・介護に関する実態調査の様子をお話いただきました。

県民の意識調査からは、男女ともに「仕事と家庭生活をともに優先したい」という人が多く、「仕事を優先したい」という人は少ないが、現実は多くの人が仕事優先になってしまっていることがわかります。

その後、実際に育児のための短時間勤務制度、部分休業、男性の育児休業を取得した3人のパネリストの方々により「育児に関する休暇を取得しやすくするには何が必要か」についてパネルディスカッションを行いました。

早くに、管理職に休暇を取得したいことを伝え相談した。同じ学校に育短を取得したい方がおり、午前と午後で分けて取得している。2人いることでとても心強い。育短をとり、子どもと向き合う時間が増えて嬉しい。

自分の状況を理解してもらうよう、分会内では、積極的に話をした。主任とも相談し、時間割を調整してもらった。

得意なことで学校運営に協力できればと、周囲に声をかけるようにしている。部分休業できる人が増えてほしい。

多くのパパたちが本気になって、育休を取得してほしい。男性が育児に参画することは自分にとっては当たり前。

育児休業したことで、子どもや保護者への見方が変わった。教職員としても成長できた。

パネルディスカッションを見た推進委員からは、「お互い様が大切」「当たり前のように休暇がとれるようにしたい」「自分の考え方が変わった」「取得した方の意見をもっと広げたい」などの感想が多くありました。

その後行われた分科会では、「職場づくりのためのリーフレット」の活用方法について、今年度のとりくみを共有し、次年度につなげられるように話合いをしました。

お寄せいただいた「職場づくり」に向けて【わたしにできること】を一部紹介します。
  • 困っている同僚がいたら声をかけて相談にのったり、解決のために話し合ったりしていきたい。
  • 体調が悪いときには、我慢をせずに年休をとること。無理をしないことで、皆様にかける迷惑を減らすこと。
  • 分掌にない、細かな仕事をやることで、学校が成り立っている部分がある。職員室のごみを捨てたり、花を活けたりなど、当たり前に思わず、すすんで手伝い、感謝の言葉を伝えていきたい。
  • ライフプラン休暇を取得します。