第2065号2019年11月25日
連合結成30周年 働くことを軸とする安心社会の実現に向けて
〜連合静岡第30回定期大会開催〜

連合静岡定期大会 中西清文会長あいさつ

10月25日(金)静岡市にて、連合静岡第30回定期大会が開催され、結成30周年の節目の大会となりました。

「連合」(日本労働組合総連合会)は1989年に結成されました。それ以前は運動路線の相違から別々に活動していた労働団体が、勤労者・生活者の目線に立った政治や社会づくりをめざし、小異を越えて大同団結しました。現在全国686万人が加盟する日本最大のナショナルセンター(全国中央組織)です。

「連合静岡」は、同年12月22日に県内約23万人の組合員により結成されました。静教組も連合静岡に加盟しており、他職種の労働組合とのつながりのなかで、連合が掲げる「すべての人々が安心して暮らせる豊かで公正な社会」をめざし、ともに活動をしています。

静教組は、以下のようなとりくみについて連合静岡との連携、後押しをいただいています。

「豊かな教育環境の実現を求める署名」活動は、2002年度より静教組組合員のとりくみとして実施していましたが、教育環境の充実は広く社会的課題であることに理解をいただき、2003年度からは連合静岡とともに活動を展開しています。この署名は、連合静岡との連名で実施しているからこそ、広く県民の声として世論を背景とした運動となっています。

教職員の長時間労働の改善は、その先にいる子どもたちにとっての学習環境の改善につながることとして、学校における働き方改革は社会的課題であるとの理解から、静教組の運動のみに留めず、連合静岡としても後押しをしていただいています。