
第2047号2019年2月25日
ゆたかな学びを創造する教育改革をすすめよう
日教組第68次教育研究全国集会 北九州市で開催
2月1日(金)から3日(日)の3日間、福岡県北九州市において日教組第68次教育研究全国集会が開催され、延べ1万人の教職員等が集いました。静岡からは、第68次教育研究静岡県集会の各分科会において選出された24人と研究所所員1人が、リポーターとして全国の仲間と実践交流をしました。
3000人が集い、全体集会開催

全体集会の中で日教組 岡島真砂樹 中央執行委員長は「教職員の勤務環境は、子どものゆたかな学びと表裏一体の関係にある。子どもの主体的な学びには、教材研究や授業準備の時間、子ども一人一人の学習状況の把握や支援等、時間的・精神的なゆとりが必要不可欠である」と述べました。その後、東京学芸大学 斎藤一久さんによる記念講演が行われました。
25人のリポーターが静岡の教育を全国に発信

教科別、教育課題別の24分科会で、624本の教育実践報告に基づいた意見交流が行われ、活発な討論が展開されました。静教組から参加したリポーターは日々のとりくみを発信するとともに、質疑討論に積極的に参加し、全国の仲間と交流することで、研究を広めたり深めたりしました。また子どもを主体とした静岡の教育実践は高い評価を受けました。
リポーター以外にも、多くの単組・支部役員や組合員の参加がありました。また、「自治的諸活動と生活指導」分科会において土屋信治さん(富士支部)、「国際連帯・多文化共生の教育」分科会において古橋孝文さん(浜松教組)が司会を務め、円滑な分科会運営に貢献しました。
分科会 | リポーター | 単組・支部 | 分会 |
---|---|---|---|
日本語教育(作文・話しことば) | 川P 忠浩 | 東豆 | 宇佐美中 |
外国語教育(小学校) | 石川 智恵 | 浜松 | 泉小 |
外国語教育(中学校・高校) | 大石 美咲 | 田方 | 大仁中 |
社会科教育(現状認識) | 大西 洋 | 静清 | 安東小 |
数学教育(中学校・高校) | 平等 正基 | 湖西 | 新居小 |
理科教育 | 鈴木 佑輔 | 志太 | 島田第四小 |
美術教育 | 工藤 麻耶 | 浜松 | 芳川小 |
音楽教育 | 松井 芳枝 | 浜松 | 葵西小 |
家庭科教育 | 神尾 秀美 | 志太 | 島田第三小 |
保健・体育(保健) | 佐野 知子 | 志太 | 川根中 |
保健・体育(体育) | 山本 祥 | 浜松 | 光明小 |
技術・職業教育(技術) | 吉川 浩 | 富士 | 富士宮第二中 |
自治的諸活動と生活指導(小学校) | 服部 直洋 | 磐周 | 森小 |
自治的諸活動と生活指導(中学校・高校) | 一森 康佑 | 賀茂 | 南伊豆中 |
幼年期の教育・保育と連携・接続 | 牧野 誠三 | 磐周 | 山名小 |
人権教育 | 矢田部 美和 | 賀茂 | 大賀茂小 |
インクルーシブ教育 | 金沢 和行 | 志太 | 東益津小 |
両性の自立と平等をめざす教育 | 鈴木 めぐみ | 賀茂 | 稲梓中 |
平和教育 | 木村 理惠 | 静清 | 賤機南小 |
メディア・リテラシー教育と文化活動 | 鈴木 恵介 | 浜松 | 東部中 |
カリキュラムづくりと評価 | 小長谷 知美 | 志太 | 瀬戸谷小 |
民主的な学校づくり | 内山 和紀 | 志太 | 島田第二中 |
過密・過疎・へき地の教育 | 杉山 日出樹 | 磐周 | 三倉小 |
教育条件の整備 | 鈴木 菜月 | 志太 | 青島東小 |
総合学習と防災・減炎教育 | 後藤 明代 | 静清 | 長田東小 |
