
第2046号2018年2月10日
専門部NOW 栄養教職員部編
栄養教職員部としての課題 〜少人数職種の課題を共有し、共にとりくむことが大切〜
- 安全な食の管理、食教育の推進、労働環境改善のために配置基準の見直し
- アレルギー対応が可能となる施設・設備の充実
- 静岡県、静岡市、浜松市職員採用試験における学校栄養職員の受験資格年齢の撤廃
栄養教職員の配置基準見直しを!
「義務標準法」により、次のように配置されています。
共同調理場・給食センター | 単独校 |
---|---|
6001人以上……………3人 | 550人以上…………………………1人 |
1501〜6000人………2人 | 549人以下……………………4校に1人 |
1500人以下……………1人 | 549人以下の学校…1〜3校の市町に1人 |
担当する学校数や学級数が多いと、十分な食教育を実践することができません。
多忙な労働環境の改善のためには、配置基準の見直しが必要です。
確実なアレルギー対応が可能となる施設・設備の改善を!
アレルギー対応について、保護者から生活管理指導票が提出され複雑な対応を求められても、現在の施設・設備では対応できないことがあります。県内すべての調理場で対応可能な施設・設備の改善が求められます。
その他にも課題はあります!
単組・支部委員会や分会会議などで、栄養教職員の現状等を話す機会を設けることにより、課題を共有することができ、とりくみの強化につながります。栄養教職員にとっても心強いです。
