11月9日(土)10日(日)に、日教組平和集会が福島県にあるJヴィレッジで行われました
初日は全体会と分科会を行いました
全体会では、日教組書記次長や来賓の古賀ちかげ参議院議員などより、挨拶がありました
その後は4つの分科会に分かれ、協議を行いました
第1分科会では、「『戦争のできる国』づくりに関する問題について」をテーマに、リポート発表がありました
リポーターは、基地問題を他のどの県よりも身近に感じており、その発表からはこの問題の大きさを改めて感じるとともに、平和教育をすすめていく大切さを、痛感しました
2日めは、フィールドワークを行い、大熊町役場や大熊町立学び舎ゆめの森等を視察しました
震災から13年以上が経ちましたが、復興はすすんでいるとは言い難い状況でした
多くの家が震災当時のまま残されており、廃炉作業や復興作業を行う作業員のためのアパートがたくさん建設されていました
また、田畑であった場所にはソーラーパネルが設置され、震災前とは全く違う街並みとなってしまいました
最後に見学した原子力災害伝承館では、震災前後の町や人々の様子を伝える展示がたくさあり、その一つ一つを見ながら、胸が張り裂けそうな思いになりました
この平和行動で学んだことを、今後のとりくみに生かしていきます