静岡市は９月24日(火)、浜松市は10月２日(月)、静岡県は10月11日(金）に、それぞれ人事委員会勧告が出されました。
＜月例給＞
静岡市…公民格差10,110円（2.69％）を解消するため引上げ改定〔※ただし、教職員は県に準じます〕
浜松市…公民格差9,582円（2.58％）を解消するため引上げ改定
県…公民格差9,988円（2.62％）を解消するため引上げ改定
＜ボーナス＞
県、静岡市、浜松市…0.10月分引上げて4.60月分
また、人事院（国家公務員の人事行政に関する機関）が勧告した「給与制度のアップデート」が、県・静岡市・浜松市でも勧告されています
給与制度のアップデート…現下の人事管理上の重点課題（人材確保や組織パフォーマンスの向上等）に対応し、給与やボーナス等の諸手当にわたり包括的に給与制度を整備
＜扶養手当の見直し＞
県、静岡市、浜松市…配偶者に係る扶養手当を廃止、子に係る手当の引上げを、2026年度にかけて段階的に実施
＜地域手当の見直し＞
静岡市…８％へ国の動向を踏まえ段階的に引上げ（2025年度は７％）
浜松市…４％へ国の動向を踏まえ段階的に引上げ（2025年度は３％）
県…4.15％へ引き上げ
その他、手当等を中心に勧告がされています
また、県、静岡市、浜松市のいずれからも、学校現場の多忙な勤務や長時間労働を解消すべきという報告を出しており、静教組がとりくんできた人事委員会要請行動の成果といえます
今後は、今回の人事委員会勧告をもとに、県、静岡市、浜松市の各教育委員会に対し勤務条件の改善に向けた交渉を行っていきます
各人事委員会勧告の概要はこちら↓
