11月26日(火)に、連合東海ブロック政策研究集会が行われ、愛知、岐阜、長野、三重、静岡の代表が集い、静教組からは野村 書記長が参加しました
今回は『休み方改革による地域経済の活性化にむけたとりくみ』をテーマに、基調講話と報告、パネルディスカッションが行われました
最初に、基調講話では、愛知県の『休み方プロジェクト』(経済界・労働界・教育界ともにとりくむ「休み方改革」)を紹介しながら、「休める職場を作ることは人材確保・業績アップにつながり、持続可能な組織になる」と伝えていました
また、愛知県副知事からは、愛知県の「ラーケション」(learning+vacation)と「県民の日学校ホリデー」(県民の日を含む1週間のうち、1日を学校休業する)のとりくみについて説明がありました
パネルディスカッションでは、教職員、子育て世代の女性従業員が多い会社、議員、観光協会それぞれの立場から、愛知県の『休み方改革プロジェクト』の影響について提案があり、意見交換が行われました
多忙な学校現場ではなかなか休みをとれず、急にとらないといけない場合は「申し訳ない」(「休むことは悪いこと」)という思いをもちがちです
しかし、「休むことは悪いこと」という環境を、教育界だけでなく、行政や経済界、労働界が同じ方向を向いて「人も、社会も、経済も、豊かにするための休み」と変えていくことが必要であると感じる集会となりました