11月3日(日)に、日教組養護教員部全国部長会議が開催されました
日教組養護教員部長の情勢報告では、10月末に公表された文科省調査の結果を元に、子どもたちの心身の健康が脅かされている極めて深刻な状況であるとの説明がありました
それに伴い、保健室や養護教員へのニーズは高まっており、複数配置の引下げ等、要請していく必要性について述べられました
また、学校健康診断結果の利活用として、「学校健康診断情報の本人への提供(PHR)の推進」に2億5千万円の予算がついていることについて触れられました
健康診断結果は子どもたちの個人情報であり、慎重に取り扱うことが重要であるとの説明がありました
データの使い方や、安全性等、今後も協議を重ねていくとともに、子どもの情報がビジネスモデルとして利用されないように、注視していく必要があることを参加者全員で確認しました
後半のグループ討議では、学校現場へのフッ化物洗口導入の動きが全国で加速している実態について情報交換しました
再任用短時間勤務の任用枠の確保や、組織拡大に向けてとりくんでいる事例紹介等、課題や好事例について共有できました
全国各地で課題は様々ですが、部長会で得られた情報や好事例を参考にしながら、今後の活動や要請にいかしていきます