第8回 広島平和学習の旅

8月6日(火)から8日(木)に、第8回広島平和学習の旅が行われ、各単組・支部から青年部14人が参加しました

1日目は、平和記念資料館に行きました

原爆が投下された8月6日に合わせ、年齢や出身を問わず、たくさんの方々が広島の地を訪れていました

平和記念資料館では、当時の人や町の様子がわかる写真や展示物を実際に見ることで、戦争がこの場所で本当にあったという事実を実感するとともに、自分たちが時を経て今同じ場所に居るということを考えると、なんとも言えない気持ちになりました

2日目は、大久野島フィールドワークにて、戦争中の被害者としての一面だけではなく、日本に加害の一面もあるということを学びました

大久野島の地で何が行われていたのかを、「何も知らなかった」のではなく、事実として隠しながら毒ガスを作り続けたこと、その毒ガスが戦争で使用されていたこと、そして戦争後今も島中や日本中で被害が残っているということを事実として知る大切さを学びました

講師を務めてくださった、毒ガス島歴史研究所事務局長からは、「歴史から学び、私たちの今の命を守っていくこと、そして今の自分たちのやらねばならないことをやることが重要だ」と伝えていただきました

3日目は、広島市内のフィールドワークとして「本川小学校」「広島城」「比治山」「宇品港」にいきました

本川小学校の平和資料館を訪れた際には、今学校に在籍する小学生がウエルカムボードを作成してくれており、温かく迎えられました

学校の中には、当時の子どもたちがそこで過ごしていたことを感じる展示と、その暮らしを一瞬で奪った傷跡を同時に見ることができ、学校での出来事がどれだけ悲惨だったのかを校舎の中で考えさせられました

広島城、比治山、宇品港では、フィールドワーク講師のガイドのもと、それぞれの場所に残る戦争の跡から学習をしました

戦争時の様子がわかる写真や歴史の背景を付け足しながら話していただいたことで、より深い学びをすることができました

今回の2泊3日を通して、組合だからこそできる「学習」「交流」を行うことができ、参加者が主体的に学んでいこうとする姿勢、つながりを作ろうとする様子を様々な場面で感じることができました

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