7月31日(水)、8月1日(木)、2日(金)に、アルゼンチンにおいてEI世界総会の全体会が行われました
全体会では、事前提出された特別決議43本、当日提出された特別決議5本について、提案と賛同する意見表明が行われ、承認が求められました
EI総会では、承認に対し、賛成・反対・棄権の意思表示に、カードを掲げます
特別決議には、「教員不足にとりくむ」「教職員のwell-beingとメンタルヘルス」「テクノロジー、人工知能、教職の未来」などはEI執行委員会から提案されます
また、「少数職種の教職員」はベルギー、「労働組合権の擁護と団結権」はイギリスと南アフリカなど、各国や連名で決議を提案することもできます
日本からは、「平和教育」の決議について、ドイツ、イタリアとともに共同提出をし、梶原 日教組中央執行委員長が提案をしました
日教組が行っている日中韓平和教育交流を紹介しながら、先の戦争で日本が起こしてしまったこと、「ふたたび教え子を戦場に送るな」のスローガンを常に掲げていることなどについて、各国に平和教育の必要性を訴えました
閉会式では、次期会長ムグウェナさん(南アフリカ)から次回の総会までの5年間について連帯してとりくんでいこうという挨拶がありました
また、副会長に選出された梶原 日教組中央委員長を含む次期執行委員に選出された皆さんが壇上に登り、激励を受けました
最後に今回で退任するスーザン会長から、今までとりくんできた思い、後任を育てる大切さ、EI加盟組合員というファミリーと過ごした時間は貴重であったと話をされ、第10回EI世界総会は閉会となりました