11月5日(日)に、第43回フッ素研究会全国集会が行われ、静教組養護教員部長が参加しました。
講演では、厚労省が出した「フッ化物洗口マニュアル2022」の問題点について、清水央雄歯科医師から指摘がありました。
虫歯の指標である『DMT』は過去に虫歯があり、それを治療して現在虫歯が無くても罹患者として数えられるため、そもそも他の疾病との比較はできないと説明がありました。
元山形県養護教員部長の高山みつるさんからは、長年フッ素洗口を学校現場に入れることに問題を提起されてきた経験から「労働環境としてのフッ素洗口」というテーマで、話がありました。
健康被害の問題の視点だけでなく、教育活動の中で行う問題や、教職員の働き方という視点で要請していくことの重要性について考える機会となりました。
今回得たデータや資料を、今後の活動や要請にいかしていきます。