第2136号2022年12月25日
県PTA連絡協議会・県校長会・静教組による 静岡県三者連絡協議会 開催
協議テーマ「地域とともにある学校」

11月29日(火)、静岡市立伝馬町小学校を会場に、静岡県三者連絡協議会が開催され、静岡県PTA連絡協議会から11人、静岡県校長会から6人、静教組から9人の計26人が参加しました。

この静岡県三者連絡協議会は、静岡県の教育のあり方について三者(静岡県PTA連絡協議会、静岡県校長会、静教組)で話し合い、よりよいものにしていくために、1998年に発足した会です。子どもたちが生き生きと活動できる学校を築くための手だてや、各地域や学校で保護者や地域の方々と教職員が対話と交流を深める具体的な方策などを話し合っています。

前半は、伝馬町小学校の概要や地域の様子についての説明を受けた後、校舎内見学・授業参観を行いました。生き生きと学ぶ姿がどの学級でも見られ、ICT機器をとりいれた授業展開もされていました。

後半は、「地域とともにある学校」をテーマに分散会を行い、保護者、教職員が自己紹介とともに各学校や地域でとりくんでいる事例を紹介しました。それぞれのとりくみに対しての質問や意見を交わし、地域や保護者とのかかわりの重要性について共有することができました。

今後も三者連絡協議会において、子どもたちが生き生きと活動できる豊かな教育環境をつくるための手だてや、保護者や地域の方々と教職員が対話と交流を深める具体的な方策を話し合っていきます。

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【分散会での内容】
  • 新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって、薄れてしまった学校、保護者、地域のつながりを戻すためには、子どもと地域がかかわるための仕掛けを意図的に作ることと情報発信が大切。
  • 子どもたちが将来、自分の育った地区に戻ってきたいと思えるような、PTA活動や保護者、地域の方々とのかかわりある活動を展開したい。地区のお祭りや防災訓練など学校外でのつながりも大切にしていきたい。
  • コミュニティースクールでは、目的の周知の重要性やその地域をよく知るCSディレクターの選出が大切だと感じる。教職員と保護者、地域が子どものために話し合えることはとても大切と感じる。

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