第2110号2021年11月25日
静清教組・浜松教組 2021市教委要請行動
教育条件整備の充実・教職員が働きやすい職場環境を求めて

静清教組

10月11・20日の2回、静岡市教育委員会に対する要請行動を行いました。のべ29人(養護教員、事務職員、栄養教職員を含む)の参加者が、8月2日に提出した要求書の内容に沿って、組合員を代表して学校現場の生の声を伝えました。要請内容は以下の通りです。

10月11日(月)
  • 校務支援システムを用いた勤務時間管理について
  • ハラスメント防止について
  • 事務職員の職務について
  • 教職員人事評価制度について
  • 学校統廃合について
  • 栄養教職員の職務環境の整備について
10月20日(水)
  • 持ちコマ数の軽減について
  • 部活動・働き方改革プランについて
  • 通級指導教室の増設・特別支援教員の育成について
  • 人材の確保について
  • GIGAスクール構想について
  • 特別支援学級の人的配置等について
  • 複数配置などによる養護教員の多忙化解消について
  • 定年延長・高齢者雇用について

浜松教組

職種ならではの課題を抱える浜松教組では、専門部と特有の課題を抱えるへき地学校教育について、それぞれ要求書を作成し、市教委に対して要請行動を行っています。今年度も部長・副部長を中心に、学校現場の実態を伝え改善を求めました。主な要請内容は以下の通りです。

[養護教員部]
  • 医療券事務を簡略化し、利用後の医療券は医療機関から直接行政に送付すること。
  • 養護教員の複数配置および養護教諭補助員の配置拡大をすすめること。
[事務職員部]
  • 事務職員単数配置校に事務補助員の配置を行い、事務機能の強化につながる体制を整えること。
  • 就学援助認定事務について、学校での認定事務簡素化できるよう就学援助支給要綱を見直すこと。
[栄養教職員部]
  • 今後も継続して栄養教諭の指導主事を設置すること。
  • 新たに各部会をまとめる指導的立場の栄養教諭の配置をすすめ、主任手当等の新設を検討すること。
[へき地対策委員会]
  • へき地学校及び小規模学校へ、浜松市独自の加配措置を継続、拡充すること。
  • 教職員住宅に入居している教職員が健康的で文化的な生活ができる住環境を整備すること