第2109号2021年11月10日
第71次教育研究静岡県集会オンライン開催 2年ぶりの開催!オンラインで熱心な討論

総リポート数
157

10月23日(土)に、第71次教育研究静岡県集会を開催しました。感染症対策のため、オンラインによる分科会のみの一日開催となりました。当日は、分科会責任者は県教育会館に集まり、ホストとなって分科会を運営しました。その他の参加者は自宅や各地区教育会館等からの参加となりました。

分科会の冒頭で、赤池浩章中央執行委員長は、「わたしたちの教育研究活動とは、単に指導法について議論する場ではありません。子どもたちをとりまく現状をどう捉え、どのような思いで実践したのかを共有し、共通理解を図ったり、次への方向性を探ったりすることが教育研究活動であると考えます。したがって、教科担任制もGIGAスクール構想も教育施策ではありますが、そのこと自体が教育研究活動の素材ではなく、子どもの学びや成長にとってどうかという視点や、教育の方向性に対する議論を大切にしていただきたいと願います。」と述べました。

当日は24の分科会(うち2つは小分科会)に分かれ、合計157本のリポートが発表されました。初めてのオンライン開催となりましたが、対面での討論と同様に熱い討論が行われました。

各分科会で熱い討論 〜参加者の声

  • 一緒に研修を受ける機会の少ない他支部の実情や実践を聞くことができ大変参考になりよい刺激にもなりました。
  • みなさんの実践が大変参考になりました。自分もとりくみたい内容がすごく多かったです。自分の実践からも社会科で付けたい力を改めて考えることができ、大変有意義な時間になりました。
  • オンラインではありましたが、推進委員の方のお心遣いでよい雰囲気で話し合いができました。具体的な事例が多く、とても勉強になりました。
  • コロナ禍をピンチではなくチャンスと捉え、教育課程等を見直すことの必要性を実感しました。その際、「何を大切にするのか」、少なくとも学校の中で充分練りあったうえで共通理解を図り、組織として対応していく必要があると感じました。